中古住宅リノベでの暮らしとDIY

築30年の中古住宅をリノベーションして暮らしています

20代の家づくり体験談 限られた予算の中で削った設備・採用した設備【リノベ】

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こんにちは。

家づくりやインテリア、暮らしについてまとめています。



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私たちは3年ほど前に築30年の中古住宅を購入し、リノベーションして暮らしています。

家づくりを始めた当時は、夫が30歳、私が26歳、子どもは3歳。

若くて、予算も知識も限られている中でのスタートでした。

 

今回は、そんな私たちが予算の中で取捨選択してきたことをまとめてみました。

個人的な体験談ですが、どなたかの家づくりの参考になれば嬉しいです。


 

 

中古住宅→リノベの選択も予算を考えた結果

家づくりを始めた頃は、新築戸建てや注文住宅も検討していました。

でも、希望の間取りや地域、内装にこだわろうとすると新築では予算オーバーに……。

 

もともと古いものが好きだった私たちは、予算を見直したうえで中古住宅を購入し、リノベーションするという選択をしました。

 

私たちが住宅を選ぶ上で最も重視したのは「安全性」でした。

そのため、1981年6月以降に建てられた新耐震基準を満たしている住宅を選ぶことに。

1981年の建築基準法の改正によって、1981年5月31日までに確認申請を受けた建物は「旧耐震」、1981年6月1日以降の確認申請を受けた建物は「新耐震」と呼ばれます。

 

旧耐震では「震度5程度の中規模の地震で大きな損傷を受けないこと」が基準となっていました。これに対して新耐震では、「中地震では軽微なひび割れ程度の損傷にとどめ、震度6程度の大規模な地震で建物の倒壊や損傷を受けないこと」という基準に変わっています。

LIFULL HOME'S編集部「「旧耐震」「新耐震」って何?知っておきたい日本の住まいの耐震基準の変遷」,不動産・物件情報サイトLIFULL HOME'S 2023-07-19

https://www.homes.co.jp/cont/living/living_00212/

 

なお、旧耐震時に建てられた住宅を購入し耐震工事する際は、自治体から補助金が下りることもあるので是非調べてみてください。

 

 

工務店選びのコツ

予算を考えるうえで欠かせないのが工務店選びです。

私たちは4社から相見積もりを取りました。

 

工務店ごとに大事にしていることや提案のアプローチが全く違い、とても興味深かったです。

天然素材にこだわる会社、耐震やバリアフリーに強い会社、設備を安く仕入れる工務店など、個性が様々でした。

 

結果的に、私たちは地域密着型で補助金制度に詳しい工務店にお願いすることに。

相見積もりを通じて、費用だけでなく家づくりの知識もたくさん得られました。

 

色々な補助金制度

調べてみると、中古住宅のリフォーム・リノベーションに使える補助金が意外と多いことがわかりました。

国の制度、市区町村の制度、それぞれ存在します。

 

私たちも国と自治体、両方の補助金を利用しました。

ただし、制度は年度や工事内容、築年数によって条件が異なり、資料も少なくて調べるのが本当に大変でした。

 

申請には書類作成などの手間がかかるため、補助金に詳しい工務店に協力してもらえて助かりました。

補助金は数十万〜100万円ほどになることもあるので、しっかり調べて申請する価値は大きいです。

予算を抑える上で削った設備

これからは予算を考えて削った細かな設備を紹介していきます。

 

天井の巾木

見た目のスッキリ感を重視して、天井側の巾木は省略しました。

床側は工務店のアドバイスで、掃除機などの衝撃から壁を守るためにつけることに。

今のところ天井の巾木がなくて困ったことはありません。

 

収納の扉

出し入れしやすくするため&予算のために、和室の押し入れには扉をつけませんでした。

その後やっぱりごちゃつくのでDIYで扉を追加。

材料費もかかったので、これは最初からリノベ時につけてもよかったかもしれません。

 

DIYの記事はこちら↓

ymvvvg.hatenablog.com

 

庭・外構は手をつけず

中古住宅はしばらく売れ残っていたこともあり、庭や外構は荒れていました。

けれど、最優先は室内と決めて、外構には手をつけず。

住みながら少しずつ整えています。

 

 

トイレとお風呂は最安モデル

過ごす時間が短く、特別なこだわりもなかったので、一番シンプルな設備を選びました。

トイレは1階は工務店の在庫品?を安く取り付けてもらい、2階は必要最低限の機能に。

お風呂はパナソニックの一番安いモデル。今のところ不満なしです。

 

 

 

使える既存の設備は残して

階段の手すりや吹き抜けの照明など、使えそうなものはそのまま活かしました。

すべてを新しくするより、雰囲気が出てよかったと思います。

特に照明はぴったりのものを探すのが大変だったと思うので、残して正解でした。



 

限られた予算でも諦めなかった設備

いろいろと設備は削りましたが、内窓だけは絶対に外せませんでした。

 

元のアルミサッシの窓は断熱性が低く、外気の温度がダイレクトに伝わってくる状態でした。

そこで掃き出し窓には樹脂サッシの内窓を取り付け。断熱性・防音性・防犯面も◎。

 

出窓には内窓が付けられないため、ガラスをペアガラスに交換しました。

 

断熱面はこれから住んでいく際のランニングコストにも影響するので、諦めずに採用して良かったと思います。

 

その他の断熱対策はこちら↓

ymvvvg.hatenablog.com

 

 

20代でマイホーム メリット・デメリット

20代で家を建てたことについて、今のところ特別なメリット・デメリットは感じていません。

「早く持ってよかった!」とも「もっと慎重にすべきだったかも」とも、どちらでもなく。

家を持つタイミングは、人それぞれで良いと思います。

 

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最後に

限られた予算の中での家づくりは大変なことも多かったですが、

その分、アイデアと工夫を凝らす楽しさもありました。

 

結果として、予算以上に満足のいく住まいになったと思います。

 

これから家づくりを考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

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