家と暮らしとDIY

築30年をリノベして暮らしています

収納に扉をつけたい! 2週間がかりのDIY

 

一階リビング横にある和室。

この和室の押し入れ部分は物を出し入れしやすいように扉をあえてつけていませんでした。

サンプル画像

 

↑の写真のような扉だと開けた時の扉の幅が邪魔に感じて、ズボラな私には物の出し入れが億劫に感じます…。

 

一人暮らし時代もよくクローゼットから出したものをしまうのが面倒で散らかしていました。

 

そんなズボラな性格を見越して、更にリノベの工賃も安くしたかったので和室の収納はオープンにしました。

 

我が家の和室収納

 

最初は収納しやすくなにをしまっているか一目で分かる押し入れが便利ではありましたが、住み続けていくにつれて物が増え、だんだん押し入れがごちゃごちゃに…。

 

目隠しとしてカーテンをつけようと試みましたが大きさが合うものが見つからず即席の布でなんとかやり過ごしていました。

 

既製のカーテンでは丈が足りず
メルカリで見つけた布で目隠し

 

リビング横というのもあり、見栄えもスッキリさせたいなということで今回押し入れに扉をつけるDIYに挑戦しました

 

 

扉ってどうやってつけるの?

今まで2×4材を使って壁を作ったり、壁に棚をつけたり簡単なDIYは行ってきましたが、扉をつけるのは初。

 

開閉の動きがある扉。どのような扉をどのような仕組みで作るのか考える必要がありました。

 

知り合いの詳しい人に聞いてみると扉を簡単につけられるスライド丁番というものがあると教えてもらいました。

 

今回はそのスライド丁番とラワン板を組み合わせて扉を作ることにしました。

 

 

いざ材料を調達!

やってきたのはホームセンター。スライド丁番はネットで安く購入することは難しそうだったので、ラワン板・丁番どちらもホームセンターで購入しました。

 

今回2カ所に扉をつけるので板を4枚、丁番は扉にそれぞれ3つずつつけるので12個用意します。

 

イメージ画像はこちら

購入したのは下の板です

 

一枚5280円の板を2枚購入して、ホームセンターのカットサービスで高さ2255横1160mmを2枚、高さ2255mm横1170mmを2枚にしてもらいました。

 

 

スライド丁番

 

スライド丁番は12個同じものの在庫がなかったので色んなメーカーの丁番を使用しました。一つの板に別のメーカーのものがつかないように3つずつ買いました。

 

 

DIYスタート

1.板をやすりにかける

 

やすりをかけるのも重労働

 

後々塗料も塗るので、塗料を塗りやすく、安全に使えるように表面をやすりで削っていきます。

 

今回やすりは家にあった320番を使いました。

 

 

2.板に丁番のサイズの穴を開ける

 

専用の工具でスライド丁番に合わせた丸い形に穴を開けていきます。

 

この工具は夫のおとうさんがこの家を購入したときに置いて行ってくれたお古の工具セットの中の一つです。DIYでめちゃくちゃ重宝しています。感謝!

 

 

穴があけられたら丁番をその穴にセットしてねじで止めます。

 

 

3板の大きさを調整

 

仮で押し入れに板をはめてみたら数ミリ大きく、はまらないことが発覚…!

押し入れ枠にぴったりになるように板をカットしていましたが、本来は数ミリ小さく用意しなければいけなかったみたいです。

 

かんなで板を削り、大きさを調整します。

最初の計画通りに進まないのがDIYの醍醐味ですね。

 

 

4.丁番を押し入れ枠に固定する

 

 

板に丁番がつけられたら今度は押し入れに固定します。

 

このスライド丁番、固定した後から上下左右に数ミリ調節が可能。一発でピッタリはめなくて良いからこのような作業になれていない人も安心してつけられます。

 

今回も最初取り付けたとき和室に敷いていたカーペットに当たってしまっていましたが、スライド丁番の調節機能で簡単に数ミリ上げることができました。

 

 

5.マグネットキャッチを取り付ける

 

 

扉が奥までいかないようにマグネットキャッチを押し入れ上部に取り付けました。

 

扉側にマグネットをつけると少し開けづらく感じました。扉に取っ手はつけないので扉側のマグネットはなし、マグネットキャッチだけ今回はつけました。

 

 

6.扉完成!

 

 

扉の開閉に不具合がないか確認して一旦扉の取り付けは完了!

 

次は塗装に取り掛かります。

 

 

7.押し入れの枠に養生をする

 

地味な作業でも大事な養生

 

ホームセンターで売っている養生テープを使用しました。

 

地味に時間がかかる養生…。

 

 

8.塗料を塗る

 

 

一度目はワトコオイルナチュラを塗りました。

 

少し木目がハッキリしてきました。

 

 

9.塗料重ね塗り

 

ナチュラルが塗り終えたら今度は同じくワトコオイルのチェリーを塗っていきます。

 

一度だとまだ濃さが足りなかったので2度塗りしてフィニッシュ!

 

写真は3度目のとき

 

 

10.全行程完了!

 

完成
 

二週分の土日を使って扉DIYが完了しました。

 

布で目隠ししていたころより見た目もスッキリして良かったです。

 

また、扉の裏側にホルダーやフックをつけたら帽子やネクタイを収納できるので実用性もあがりそう。成功して嬉しい!

 

 

今回のDIYでかかった費用

 

では今回の扉の取り付けでいくらかかったのでしょうか。

 

ラワン板 5808円×2

スライド丁番 約600円×12

マグネットキャッチ 200円×2

ワトコオイルナチュラル 200ml 1320円

ワトコオイルチェリー 1L 3440円

 

計約23,976円でした!

ワトコオイルチェリーはまだ半分ぐらい残っているので1L買わなくて良かったかも!

今までのDIYに比べて少し費用がかさみました。

もし失敗してたら結構悲しかったので無事扉を取り付けられて良かったです。

 

 

思わぬ失敗…?さいごに

今回成功に終わった扉取り付けDIYですが作業が終わってから少し気がかりなことが‥。

 

それはワトコオイルの匂いです‥。

 

屋内用とはいえ数日間塗料特有のにおいがリビング中に漂っています。

なるべく換気していますが、この寒い時期に窓を全開にするのは辛い…!

出来れば春先や秋の換気しやすい季節がおすすめです。

 

 

それ以外は満足のいくDIYとなりました。扉裏にフックなどつけてさらに使いやすくしていきたいなと思います。

プレこども部屋 ちょこっとDIY

我が家は子供が一人、3人で暮らしています。

子供は現在年長でもうすぐ小学生。先週注文していたランドセルが届き、来年度小学生になる実感が少しづつ芽生えてきたところです。

 

子供は少し前から自分の部屋が出来たらこんなふうにしたい!と言っていたり、新しいおもちゃを買ったりすると〇〇ちゃんの部屋が出来たら飾りたい!と話していました。

もうすぐ小学生という節目でもあり、今回子ども部屋を作ってみることにしました。

 

 

我が家のプロフィール

私・夫・子(6才)の3人暮らし

築30年の中古戸建を購入・リノベーションにして暮らしています。

3LDK

 

現在の我が家の問題

今回子供部屋を作る上で解決したい小さな悩みが2つあります。悩みを解消しながら子どもも喜ぶスペースを作っていきたいなと思います。

悩みは下記の通りです。

 

ランドセルの置き場所がない

突然届いたランドセル。結構場所をとりますし、適当に保管もしたくない値段…。

子供部屋を作ることでランドセルの定位置をまずは用意したいです。

 

IKEAのトロファストの置き場所を変えたい

押し入れからはみ出たトロファスト 扉をつけるには邪魔

現在子供の遊ぶスペースとして使っている一階リビング横にある和室。

その和室の押し入れ下部におもちゃ収納に使っているIKEAのトロファストをしまっています。

現在和室の押し入れにはふすまや扉がないのですが、近々押し入れに扉をつけるDIYを計画中。けれどトロファストが押し入れから飛び出ているので、扉をつけるには邪魔。なのでトロファストをどこか別の場所に置く必要があります。

 

 

悩み事を整理したら、今度はどこを子供部屋に出来そうか考えていきます。

 

 

我が家の間取り図

我が家は2階にふた部屋あって一部屋は和室、もう一部屋は夫の趣味部屋兼洋服の収納部屋として使っています。

始めは夫の趣味部屋を片付けてその一室を子供の部屋にしようと試みましたが、とにかく物が多く、この部屋は開けられないと断念…。

とにかく物が多い収納部屋

寝室は今は一部屋ですが真ん中を壁で区切れば2部屋にもできる構造なので、今回寝室を区切って子供部屋にすることにしました。

 

自分の部屋が欲しいけど…

本人は自分の部屋が欲しい!といってはいるものの、まだ一人で寝るのは怖い様子。

和室を使えないとなると寝室12畳の中で3人で寝られる寝室と子供部屋を確保しなければいけません。

そこで完全に寝室を2部屋に分けるのではなく、カーテンで子供のスペースを区切ることにしました。

まだ一人で寝られない子向けのプレ子ども部屋です。

 

プレ子ども部屋で使った道具

今回つかったのは下記の3つです。

思いつきでやり始めたので家にあったもので見繕ってみました。

  • 大きい布(カーテン)
  • 綿より糸
  • 画鋲

天井から仕切る為一般的に売られているカーテンでは長さが足りません。

今回は1階和室の押し入れで目隠し代わりに使っていた布を使いました。(メルカリで購入)

綿より糸は観葉植物に使うためのひもを使いました。

 

やることは簡単。壁につけた画鋲に綿より糸を引っ掛けて綿より糸にカーテンを通すだけです。

カーテンの重さに耐えられるようにひもは二重にしました。

ベッドのところも一人で寝る練習をしてみたくなればカーテンで区切ることも可能。

IKEAのトロファストとセカストで買ったラックを置いて簡易な子供部屋になりました。

ランドセルの置き場所も確保でき、子供本人も喜んでいたので良かったです。

 

 

なによりお金も時間もかからず小さな問題が解決でき満足!

子どもが一人で寝られるようになりいよいよプライベートな空間が必要になるまで当分プレ子ども部屋で過ごしていこうと思います。

 

購入失敗?私たちのマイホーム購入までの道のり

 

はじめに

私たちが今住んでいる家で暮らし始めたのは2021年の12月でした。

もう3年も経ち、記憶が薄れていくなかでなんとか思い出しながら家を購入した経緯をまとめようと思います。

今から家を購入する人の参考になれば幸いです。

 

家を購入しようと思ったきっかけ

私たちが家を購入しようと思ったきっかけは、ひとつの中古物件の内見をしたことでした。それはたまたまSUUMOを見ていたとき見つけた物件でした。

 

当時住んでいた場所から車で十数分のところにあったその物件。築10年ほどのその家ははなかなか綺麗な内装でローン返済額もそのとき住んでいた賃貸くらいだったと思います。

この家なら買えるかも…とその内見で一気に"マイホーム"が現実味を帯びた気がしました。

片づけられない性分なので当時の家はとても散らかっていた




初めてのマイホーム、最初は新築希望

最初に見たその物件はパッと見は綺麗だったものの水回りの汚れがどうしても気になったので、新築のほうが良いかもと思い、今度は建売物件を何軒か見に行きました。

 

もちろん新築なので内装はピカピカ。そういった点ではわくわくする内見でしたが、何軒か連続で見て周るとどのお家も画一的で味気ないように思えてきました。

おしゃれな人は建売のようなシンプルなお家でも素敵に暮らせそうですが、私たちの大雑把で物に溢れた暮らしかたとは合わなそう‥と思い、今度は最初からリノベーションありきで中古物件も視野に入れて探し始めました。

 

どんな家に住みたい?私たちの希望は‥

中古も新築も何件か内見を繰り返してだんだん自分たちがどんな家にわくわくするか、マイホームでどんな暮らしがしたいか具体的に想像できるようになってきました。

そしてこれからは自分たちの希望をなんとなくまとめてから物件を探すことにしました。

その時決めた希望は下記の通りです。

 

・新耐震基準になってから建てられた物件

・リビングが広くとれる間取り

・日当たりが良い

・中古物件らしいレトロな意匠が残っている

 

最初の内見から数ヶ月ほど経ったとき、丁度私たちの希望が全てつまった家を見つけました。しかも当時通っていた保育園のすぐ近く!

希望に合った物件の縁側にて 子供も気に入っていた


私はこれは運命だ!と思い意気揚々と内見をし、契約する一歩手前まで進みました。

しかし、一度慎重になって何件かリノベーション費用の相見積もりをして工務店を決めてから契約することにしました。

 

 

 

リノベーションの相見積もり

この工務店の相見積もりはとても勉強になる良い経験でした。

私たちは3件の工務店に相見積もりを依頼しました。

1件目はデザイン性に惹かれた工務店

2件目は費用が抑えられそうな地域密着の工務店

3件目は耐震や断熱など家の機能面のリフォームを多くしている工務店 

でした。

建築士の人と私たち夫婦で内見をしてこの家の耐震や外壁、基礎部分に問題がないか、プロの人達がどこを見て判断しているかを隣で見ることができ、家のことについて何も知らないまま闇雲に見ていたときに比べて安心して契約に臨めるなと思いました。

 

そして相見積もりの結果も三者三様。

やはりそれぞれ家の何を重視しているか、得意分野が違うことで費用も内容も変わってくることが分かりました。

納得してリノベーションを進めるにあたって、相見積の重要性を改めて感じました。

 

 

 

波乱の契約

しかし!

相見積もりしてどの工務店か決めていた時間に他の人が狙っていた物件を買っていたのです…!

工務店も決めてさあ、マイホームだ!と期待が高まっていた矢先だったので夫婦共々大変ショックでした。

見積もり作ってもらったのに工務店の人達にも申し訳ない気持ちでいっぱいです…。

けれどこの失敗がまた1からのスタートになった家探しの糧になったのは間違いありません。

 

ちなみに…

狙っていた物件が先に買われてしまったと分かって数ヶ月後、SUUMOにその物件がまた掲載されていました。

内装はリフォームされていたので、多分その物件を購入したのは不動産の業者で、リフォームしてまた売りに出したようです。

なかなか売り手が決まらない中古物件はこういう流れでまた売り出されることがよくあるようです。

 

 

 

振り出しに戻ったマイホーム計画

しかしこの失敗で手に入れたものがありました。

それは物件を一緒に探してくれる工務店です!

前回の物件で相見積もりした3件のうち地域密着の工務店に決めていたので、これからの家探しもその工務店の人達と周ることになりました。

その工務店はリフォーム業と不動産仲介どちらも手がけていたので、物件購入のほうもスムーズに安心して進めることが出来ました。

リフォーム業者の人と内見すると、実際に希望している間取りにリフォーム出来るか、外壁・壁の補修はどれくらい必要か、など内見の時点である程度見てくれるのでスムーズにリノベーションに進めると思います。

私たちの場合はリビングを広くとりたかったので、壁は抜けるか内見のときに予想出来たのが良かったです。

 

そしてまた数ヶ月ほど内見を繰り返し、今の家を見つけました。

この家はたまたまSUUMOで見つけてすぐ内見に行き、トントン拍子で契約に至りました。

リノベ前の写真 リビングと和室が完全に別室だった

 

 

失敗の本当の理由

契約を逃した前回の物件は希望条件はクリアしていたものの、坂の上にあったり外壁が特殊な塗り壁で補修の費用が一般的なものより少し高くなりそうだったり駐車場の高さが低くかったりネックがいくつかありました。

それを不安に思いながらも話を進めていたこともあり、なので契約に踏み切るまで時間がかかったように思います。

今回の物件はそんな不安要素はほとんどなくすぐに契約に踏み切れたので、今となれば初回契約を逃したのは必然だったなと思っています。

 

 

 

さいごに

最初に近所の中古物件を内見したのが2月頃、最終的に今の家を契約したのが9月のことでした。

この期間は土日どちらかはほぼ必ず内見に行っていましたし、家のことやリノベーションのことを調べるのにたくさん時間を使ったので夫婦共々とても忙しかったです。

けれど特に夫婦で喧嘩したり方向性の不一致などなく平和に進められて良かったなと思います。

リノベ後リビング



次回はリノベーションについてまとめたいと思います。